発熱と鍼灸

とうとう最低気温が1けた台になり本格的に寒くなってきましたね。風邪など引きやすくもなってくると思います。そうやって風邪を引いた時に患者さんの中には「他の方に迷惑がかかるしキャンセルします」とおっしゃる方がいます。それも結構いらっしゃいます。

お気を使っていただきありがたい事ではあるんですが、そういう風邪を引いた時にも鍼灸治療って効果を発揮するんですね。発熱という観点から少しお話したいと思います。

まず一言に発熱といっても東洋医学的にはいくつか分類することができます。ということはそれだけ原因も違うということになるんですね。

まず簡単に言うと季節や気候によって種類が変わってきます。
寒いときにおこる発熱。これは一般的に言われる風邪ですね。熱はそこまで高くはないが悪寒があり、汗が出ない。というような症状になります。この汗が出ないというのが一つの指標で、発汗があるとなるとまた原因が変わってきます。ただこの原因の発熱を治療していくと発汗するのでそのあたりはお間違えなく。

また梅雨時期などの蒸し暑くてジトジトしている時におこる発熱もあります。この時は発熱はもちろんですが、少し痰が絡んできたり、口が苦く感じるような症状が出たりします。

次に発熱が起こる時間帯などによる違いもあったりします。
午後もしくは夜間におこる発熱。この発熱の時は寝汗をかきやすかったり、他の部分はそうでもないのに手足だけ火照る感じがする、不眠、便秘気味というような症状も一緒におこったりします。

次に疲れることをした後に起こる発熱。こういう方は普段から疲れやすい、食欲があまりない、下痢気味などの症状があったりします。

このように細かな違いによっていろいろと分けることができます。今まであまりこれらの事って考えた事がなかったのではないでしょうか。

発熱で鍼灸治療を受けてみようかと考えていただいた時にはこのような事も一緒にお話していただくと、こちらとしても原因が突き止めやすくなり、治療の結果も出やすくなります。なかなかしんどい時に考えていられないかもしれませんが、少し気にとめていただくとありがたいです。

 

コメントを残す